はじめに
ゴルフを始めたばかりの方にとって、ボール選びは意外と奥が深いもの。
「飛距離はそこそこ出るようになったけど、グリーンで止まらない…」
そんな悩みを感じ始めた方におすすめなのが、スピン系ボールです。
ボールの構造や素材を少し変えるだけで、アプローチの止まり方やフィーリングが驚くほど違ってきます。
この記事では、「スピンを使ってスコアを縮めたい」方に向けて、スピン系ボールの特徴と選び方をわかりやすく解説します。
🔍 ゴルフボールの主な種類(おさらい)
| 種類 | 飛距離性能 | スピン性能 | 打感 | 推奨プレーヤー | 価格帯 |
| ディスタンス系 | 高い | 低め | 標準〜硬め | 初心者・シニア | 安価 |
| スピン系 | 標準 | 高い | やわらかい | 中上級者 | 高価 |
| 第3系(バランス系) | 高い | 標準〜高め | やわらかめ | 中級者・安定志向 | 中間 |
今回は「スピン系」にフォーカスして見ていきましょう。
🎯 スピン系とは?
スピン系のゴルフボールは、グリーン上でボールを“ピタッ”と止めたい人向けのボールです。
クラブフェースにしっかり食いつき、ボールに強い回転(スピン)を与えることで、狙った位置に止めやすいのが最大の特徴。
「止める・寄せる・攻める」ゴルフをしたい人のための上質なタイプです。

⚙️ 構造と打感イメージ
・3~5ピース構造が主流。
内部は高反発コア、外側は柔らかいウレタンカバーを使用。
・フェースに「グッ」と食いつくような感触で、スピン量を最大化。
・打感は「グチャッ」と潰れるような柔らかさで、打った瞬間に高級感を感じる。
✅ メリット
- アプローチ・チップショットでのコントロール性能が圧倒的。
フェースに長くくっつくため、スピン量を自在にコントロール可能。 - グリーン上で止めやすく、スコアメイクに直結。
- 風や硬いグリーンでも強い制動力。
- 中級者以上なら、打感の心地よさと「止められる安心感」を感じやすい。
⚠️ デメリット
- 飛距離性能はディスタンス系に劣る場合がある。
- スピン過多で曲がりやすいため、初心者にはやや扱いが難しい。
- 価格が高め(1球400〜600円程度)。
- ミスショットが多いうちはコスト面が気になるかもしれません。
👤 こんな人におすすめ
- グリーン周りの「寄せ」で差をつけたい人。
- フェースに乗る打感・柔らかいフィーリングが好きな人。
- ヘッドスピード40m/s以上で、ある程度安定してミートできる人。
- スコア90台→80台を目指す中上級ゴルファー。
💡 まとめ
スピン系ボールは、「飛ばす」よりも「止める」ゴルフを求める人のためのボール。
価格は少し高めですが、寄せワンが増えることでスコアを確実に縮められます。
ディスタンス系からの“ステップアップ”にぴったりな選択です。
一度このフィーリングを味わうと、もう戻れない人も多いとか。
🏆 スピン系おすすめランキング(2025年版)
| ランク | モデル | 特徴 | 参考価格 |
| 🥇 Titleist Pro V1x (2025) | 世界中のプロが愛用。高弾道・高スピンの万能ツアーボール。 | 約¥6,800/1ダース | |
| 🥈 Bridgestone TOUR B X | 飛距離とコントロールの両立。中高弾道で風に強い。 | 約¥6,200/1ダース | |
| 🥉 SRIXON Z-STAR (2025) | 柔らかい打感と直進性のバランスが絶妙。アプローチスピン◎ | 約¥5,800/1ダース | |
| ⭐ MIZUNO Pro S | 日本人向けに調整されたソフトウレタン。打感とスピンの調和。 | 約¥5,500/1ダース | |
| ⭐ SRIXON Z-STAR◆(DIAMOND) | 上級者好みの手応え。操作性抜群。 | 約¥6,200/1ダース | |
| ⭐ Z-STAR XV | ヘッドスピード速め向け。強弾道・低スピンで風に強い。 | 約¥5,800/1ダース |
Titleist PRO V1x(2025)
世界中のトッププロが信頼する、スピン系ゴルフボールの代名詞。 高弾道・高スピン性能で、グリーン周りのコントロール性を極限まで高めたい 中上級者に最適な1球。
BRIDGESTONE TOUR B シリーズ(US仕様)
ツアー系らしい“止まり”と直進性のバランスが高く、ショートゲームで差が出るモデル。 1位(PRO V1x)ほどの尖りはないけど、スピン系に挑戦したい中級者にも選びやすい一本です。
SRIXON Z-STAR / Z-STAR XV(2025)
ウレタンカバーならではの食いつき感が魅力。 Z-STARはバランス重視、Z-STAR XVはしっかりした打感と強い初速が特徴で、 自分のヘッドスピードに合わせて選びやすいスピン系モデルです。




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